2008.12.10  見学】 杉原 武宏 氏  感想文 

 在宅経験の浅い調剤薬局勤務の薬剤師ですが、在宅医療の現場を視たいと思い中野先生へ連絡しました。多忙にもかかわらず快く引き受けていただき、1210日(水)にナカノ在宅医療クリニックにて研修させていただきました。(薬剤師2名)
 当日、朝からカンファレンスに参加しました。各スタッフ個人にノートパソコンが有り、伝える伝達事項等は予めメールで伝えてあるので、最初からディスカッションが活発だった事が印象的でした。カンファレンスの時間当たりの内容の濃さを感じつつ、情報共有の大切さを痛感しました。
 その後は、中野先生の在宅に午前中同行させていただきました。そこでも驚きが!!!IT(ノートパソコン等)の利用法でした。移動中の車の中で寸暇を利用しメールチェックや返信、在宅訪問時の効率的な記録やデータ活用等など・・・“使い方”を目の当たりにしました。
 そしてもう一つ、それは訪問先の患者様の笑顔が皆とても素晴らしかった事です。訪問時の始めは元気がない人も、いつの間にか笑みが出ています。同行して感じたのですが、中野先生は本人の目を見て、状態を診て、心を看ているように思いました。
 あっという間にお昼前になり、在宅の動向も終わりクリニックへ帰院。ここでも、中野先生は私達2人のために講義をしていただきました。(なんと、パワーポイントまで使用して)“ケアとキュア”“医療崩壊・再生”など本当に貴重な時間を提供していただきました。
 結局、お昼まで御馳走になってしまいました。一薬剤師の為に、ここまで時間と労力をかけて頂き本当に感謝の気持ちでいっぱいです。有り難うございました。
 これを機会に、色々な“かかわり方”にこだわって行きたいと思います。