2008.10.30  見学】 吉田 紀子 氏  感想文 

10月30日(木)AM8:00より朝のカンファランスに参加させていただき、それから数軒、中野先生と看護師さんに同行させていただきました。
ご高齢の独居の方、ご夫婦、障害を持つ方、小児とそのお母様等々、様々な方にお会いしましたが、皆さん穏やかに小綺麗に暮らされ、明るい表情が印象的でした。中でも末期がんだというご高齢の女性のお元気なこと…。
それでも、いつ看取りになるか分からないので、毎日訪問されるとのこと。
がんにも関わらず、この方は幸せな最期を迎えられるなあ、と思いました。
私自身、母親はがんで病院で看取り、それから4年後、父親を自宅で3年介護しましたが、自宅はシステムさえ整えば、患者も家族もハッピーであることを身を以て知りました。
今回、部外者が付いてきても家人が気にされておらず、客が来たといった感じでしたが、やはり自分の城(=自宅)の強みだろうと思いました。
中野先生の在宅診療は、人材、ITを上手く活用されていて、余裕が感じられます。
だから患者さんやご家族も、ゆとりと安心を持たれるのではないでしょうか。
オープンな姿勢もこれからの在宅医療の理想だと思いました。
中野先生、スタッフの方々、お世話になり、ありがとうございました。