ナカノ在宅医療クリニックの1日訪問】

西原医院 事務 西原純子 

ナカノ在宅医療クリニックは電子カルテ:ダイナの在宅医療分野の機能に多々の助言をされておられます。半在宅半外来でダイナを利用しております当医院として、現地見学させて頂きたいと考え、メールしました所、中野先生から俊足快諾を得ました。

914日、看護師1名と事務2名(私を含め)が訪ねました。医院は住宅街にあり、普通の住宅で、入口を迷いました。

8時半のミーティングでは、主に看護師さんが連絡確認をされておられました。午前中は私共事務2名が事務の神埼さんにダイナの利用状況を伺い、看護師は中野先生の訪問診療車に同乗させて頂き、午後は事務1名も訪問診療車に同乗させて頂き、看護師は訪問看護車に同乗させて頂きました。

以前、ダイナの総会で中野先生にお会いした時、メールを1日40〜50件全職員間でやりとりされると伺い、驚いておりました。今回、訪問診療・看護毎の情報がメールで送られておられたので、納得出来ました。メールが中野クリニックの要のようでした。

 ダイナを利用されているので、ペーパーレスではと(当院も在宅医療は紙カルテ使用)想定しておりましたが、患者さん情報は患者さん毎にファイルされており、訪問スケジュールも白ボードに診療用と看護用の1週間分が記されておりました。電子カルテのレセプトにおいては、在宅末期医療総合診療料の訪問診療日・訪問看護日の追加入力、在総診でかつ51老人の上限額について人間チェックがいるとのことでした。当院でも、IT化における、ペーパーレス・自動化への移行の困難さを痛感しております。

事務の神崎さんはACCESSを独学され、独自の月間在宅用プログラムを作成されておられました。診療・看護において、誤認作業をなくすため、ダイナ以外にいろいろな確認表を使用されておられました。ダイナへの帳票要望はほんの一部であることが分かりました。これからも、ダイナの在宅医療分野への助言をどんどんしてください。

 駆け足で見学させて頂いたので、あれもこれも見ておけばと心残りが多いですが、快く見学をさせて頂きましたことに感謝しております。有難うございました。

                                          京都府宮津市京街道227−2

(宮津駅は 日本海若狭湾 天の橋立駅 の隣です)

                                                                        平成18104